韓国アイドルも実践!美容先進国の韓国式置き換えダイエット

 今回は何かと話題が豊富なお隣り韓国の置き換えダイエット事情を紹介します。
 今や韓国のK-POPアイドルが世界を席巻しているのは、もうご存知ですよね?2020年頃から数多くのK-POPアーティストがアメリカビルボード・チャートで素晴らしい功績を残していますよね!また、BTSが2021年の米ニューヨークの国連本部でSDGsをテーマにスピーチとパフォーマンスを披露したのは記憶に新しかと思います。
 そんな韓国K-POPアーティストの音楽が素晴らしいのは勿論のこと、男性アーティストも女性アーティストもうっとりするほど美しく、スタイルも羨むほど良いですね。もはや美容先進国ともいうべき韓国。そこに住む人々の美意識の高さは言うまでもありませんが、一体、韓国の人々はどのような食生活を送り、美容に気を使っているのか、非常に気になるところですよね。確かに、そう言われてみれば、韓国人って、太っているイメージは無いよね?いったい、どんなダイエットが流行っているのでしょうか?そしてどの様な置き換えダイエットをしているのでしょうか? そこで、今回は韓国の美容、特に韓国のダイエット事情に関して調査してみました!

◆K-POPアイドルの非常に過酷なダイエット事情

 BTSやTWICE、AOA、BLACKPINK など、今をときめくK-POPアイドル、スタイルが良くて本当に羨ましい限りですが、あの美しいアイドル体型を維持していくには、普通の人ではとても耐えられない非常に過酷なダイエットを行っているのを御存知でしょうか?

 本人のインスタやネットの情報からでも情報を得ることはできますが、彼らK-POPアイドルのストイックすぎる美容とスタイル維持に対する姿勢は有名な話です。

 彼らのダイエット方法は王道の食事制限と運動の継続です!

 一日の摂取カロリーを決め、それを3食で割り、基本的には朝昼夜とちゃんと食べるようにします。しかしツアーや撮影などの期限までに減量が間に合わないときなどは、断食などの過酷な手段を選ぶ場合もあるそうです。

 食事の内容としては、高カロリーな食事は避け、鶏むね肉、サツマイモ、玄米ご飯、野菜サラダ、サラダチキン、をメインにして、出来るだけ低カロリーな食事に置き換え、カロリー制限と糖質制限を徹底します。当然、プロのトレーナーの指示を受けながら栄養面にも注意し、美容ケアも怠りません。お腹が空いたらトマトや氷などカロリーの少ない食べ物に置き換えて空腹を紛らわすなど、可哀そうになるくらいの過酷なダイエットを頑張っています。

 運動も日々のダンスレッスンだけでなく、ヨガやピラティスなども取り入れ、ダイエットで脂肪を落とすだけでなく、引き締まった美しい筋肉を付ける為の努力を怠りません。まさに、脱帽です。私にはできません。まさに王道のダイエット法ですね。
 では、一方で一般の韓国の人たちはどうなのでしょうか?

◆韓国人の肥満率

 K-POPアイドルのイメージが強いせいか、韓国人は痩せているイメージが強く、太っているイメージはありません。実際のところ、どうなのでしょうか?

 そこで、OECD(経済協力開発機構)の統計データで実際に調べてみました。すると現時点での最新のデータでは、2020年発表のもので、韓国人の15歳以上の人口に占める肥満率の割合は以下の通りです。

・2018年 韓国 30.6% 

・2019年 韓国 33.7%

引用元:OECD(経済協力開発機構)データ
https://data.oecd.org/healthrisk/overweight-or-obese-population.htm
OECD (2022), Overweight or obese population (indicator). doi: 10.1787/86583552-en (Accessed on 06 May 2022)

 これは、統計された37ヵ国・地域のなかでも、2番目に肥満率が低いことがわかる。やはり、K-POPアイドルだけでなく、韓国に住む国民のすべてが、美と健康への意識の高さの裏付けになるのではないだろうか?

 ちなみに、肥満の定義は、世界共通の肥満度の指数であるBMIを使用しており、
   BMI=体重㎏÷(身長m)²
 で計算されます。

標準値は22で、WHOの分類に基づいて、BMI値が25~30の成人は太りすぎ、BMI値が30以上を肥満と定義されます。この際、自分のBMIをチェックしてみてはいかがだろうか?

◆韓国人の摂取カロリーと食文化

 韓国人は世界的に見ても肥満の人の割合が少なく、スタイルが良い人が多いことがOECDデータの肥満率から分かりましたが、ではどのような食生活を送っているのでしょうか?

 実は、韓国人の1日の平均カロリー摂取量は約2200kcalで「理想に近い」と言われています。

日本人が栄養不足な一方、韓国人は理想的なカロリー摂取量|NEWSポストセブン – Part 3

 韓国は世界で最も野菜の消費量が多い国として知られ、我々日本も野菜消費量が多い国ですが、韓国は日本の野菜消費量の約1.5~2倍になるといわれ、普段から非常に沢山の野菜を摂る食生活を送っています。 韓国は、中国と同様、昔から食べ物は全て薬になると考える「薬食同源」の食文化が深く根付いており、栄養バランスの優れた食べ物を薬に例え、病気を予防し、健康な体を作る食生活を送ってきました。
 韓国の普段の食事は、ご飯を主食に、主菜の肉料理や魚料理のほか、副菜として沢山の野菜料理や、温かいスープ、キムチなど、とてもバランスの良い料理が食卓に並びます。また、雑穀や野菜をご飯に混ぜて炊いたり、スープにご飯を混ぜてクッパにして食べることも多いです。
 この様に普段の食事から野菜を沢山食べ、食物繊維は勿論のこと、野菜に含まれるビタミンやミネラルも沢山摂ることができ、腸内環境を整え、便秘改善などにも効果的です。また、キムチのほか、コチュジャンやチャンジャを使った料理や、お酒のマッコリなどの発酵食品も必ずと言っていいほど食卓に並び、毎日食べる機会があります。これらの発酵食品は発酵する過程で乳酸菌が増殖し腸内環境を整える役割を果たし、更に料理によく使われる唐辛子にはカプサイシンが多く含まれ、体を温めて代謝を高め、脂肪燃焼効果によるダイエットにも効果的です。これだけ見ても、韓国の料理は非常に美容と健康とダイエットに適した正に「薬食同源」の食事と言えます。

 私も韓国出張で食事をしたとき、注文した料理が届く前に、必ず何種類もの前菜が小皿に盛られて沢山出されました。キムチやナムル、和え物、炒め物、など様々、前菜だけでも栄養バランスがよく、食物繊維が大量に摂れ、これだけでもお腹いっぱいになります。

 これらの韓国の食事は、今では日本でも広く普及し、韓国式レストランや、スーパーやネットでも、いつでも注文して食べることが出来るようになりました。我々も普段の食事の中で高カロリーな食事は控え、食物繊維が豊富な低カロリー低糖質な食事に置き換え、韓国料理を上手く普段の食卓に取り入れることで、我々も「薬食同源」を見習い、美容と健康に注意してスリムな体型を手に入れることが出来るかもしれません。韓国料理は置き換えダイエットに最適な食事なのかもしれません。

 なお、韓国で2019年に発売して以来、SNSや口コミ等で爆発的に広がり、韓国アイドルの間でも大人気の「ヨウティー」。韓国産の高品質の小豆と熟成したカボチャで出来た、痩せたい人のための美容茶です。韓国で630万個完売!超メガヒットのインナービューtea【ヨウティー】

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◆まとめ

 今回は韓国のダイエット事情と韓国の食文化に触れ、韓国料理は美容と健康とスタイル維持、ダイエットに非常に効果的であることが分かりました。日本と韓国では未だに色々な問題はありますが、お隣の国同士、お互いの文化を見習って、これからも仲良くやっていきたいものです。

 ちなみに、日本は2019年の15歳以上の肥満の割合は27.2%で、肥満の少ない国ランキングで1位でした。しかし、これは決して喜んでいられる数字では無いのです。実は戦後日本の摂取カロリーは1900kcal代でしたが、それが年々減少し、2010年以降になると1800kcal代まで減少してきています。戦後間もない貧しい日本の時より現代の方が摂取カロリーが少ないというのは意外です。これは最近のダイエットブームが影響しているのかもしれません。これは理想的な摂取カロリーに比べると明らかに少ない数値です。極端なダイエットでは体を壊してしまいますし、ガリガリの体は決して美しいとは言えません。やはり理想はスリムで健康的な体です。韓国K-POPアイドルを見習えとは言えませんが、彼らも基本的にはシッカリ食べてシッカリ運動しています。日本でも「医食同源」という言葉があります。ヘルシーで栄養バランスの良い食事をシッカリ食べて、シッカリ運動する、これが置き換えダイエットの基本です。絶対に無理は禁物です!

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