
夜は、整える時間じゃなくて“ほどく時間”
昼間に溜まった思考や感情を、夜の静けさの中でそっとほどいていく。 私にとって、ラテと読書はそのための習慣。 香りとページの音が、今日の自分をやさしく包んでくれる。
このページでは、私が夜に読書をする理由と、感情設計としての習慣を記録しています。
ラテと読書が、感情をほどいてくれる
夜に読書をするのは、情報を入れるためじゃない。 むしろ、頭の中を“ほどく”ため。 ラテの香りが、思考のスイッチを静かに切り替えてくれる。
ページをめくる音が、今日の感情を整理するのではなく、 そのまま受け入れる余白をつくってくれる。 読書は、私にとって“自分との対話”なんです。
感情設計としての読書習慣
読書は、感情を整えるものじゃなくて、 感情に“居場所”をつくるものだと思っています。
読み返すページが、今日の気分を映してくれることもあるし、 何気なく開いた一文が、心にそっと触れてくれることもある。
「このページ、今の私に必要だったんだな。」
そんなふうに思える夜があるから、私は読書を続けています。
保存したくなる一瞬|夜の風景の中で
間接照明の灯りが、部屋をやさしく包む。 私はラテを片手に、頬杖をついてページをめくる。 その横顔には、今日の余韻がにじんでいる。
誰かに見せるためじゃなく、自分のための時間。 でも、見た人の心に残るような、静かな美しさがある。
「こんな夜を過ごしたい」と思わせる、保存したくなる一瞬。
それは、感情をほどく時間がつくる、ささやかな奇跡。
まとめ|ほどく時間が、明日を整える
夜にほどくことで、朝に整えられる。 感情設計は、手放すことから始まる。 読書も、ラテも、香りも——全部が“ほどくUX”になってくれる。
次回は、「夜のあいみ」シリーズ第2回として、 照明と香りの空間設計について記録していきます。
