ブラックコーヒーを1年間飲み続け脂肪肝が劇的に改善した話

 健康診断や人間ドックで肝臓の数値を注意されたり、脂肪肝だと指摘されていませんか?

実は、健康診断を受ける人の2割から3割の人が脂肪肝だといわれています。

脂肪肝は、食生活の乱れや運動不足による肥満やメタボリックシンドロームなどが原因と言われており、今では現代病の一つとなっています。

脂肪肝は症状が出ることは殆どありませんが、進行すると肝炎や肝硬変、肝がんなどの、とても恐ろしい病気を発症することがあるので、健康診断や人間ドックで脂肪肝と言われたのなら、早めに治療しなければなりません。

 私も30代の時から人間ドックで脂肪肝を指摘され、それから今に至る40代まで、人間ドックの肝機能の数値もずっと最悪のE判定で、実に10年以上も脂肪肝を注意され続けてきました。対策として食生活を見直し、定期的に運動して、体重も3kgの減量に成功し、肝臓の数値も少しは良くなりましたが、依然として肝機能の数値は高いままで、頑張ってもなかなか脂肪肝が改善することはありませんでした。

A判定:異常なし。

B判定:僅かに異常を認めますが、日常生活に差支えありません。

C判定:生活改善をして経過を見てください。

D判定:医療機関を受診してください。

E判定:精密検査(二次検査)を必要とします。

F判定:現在治療中。

 しかし、脂肪肝で10年以上も悩んできたのに、たった1年、あることを続けただけで、肝機能の数値が大幅に劇的に改善しました!

 そのあることとは、毎日、ある方法でブラックコーヒーを飲むことです。

 10年以上も人間ドックの肝機能の数値がずっと最低のE判定だったのに、たった1年間ある方法でブラックコーヒーを飲み続けただけで最高のA判定になったのです。このあと、脂肪肝が改善した証拠として、実際の人間ドックの検査結果の写真も貼っておきます。

 もちろん、個人差はあります。全ての人に当てはまる訳ではありません。しかし、実際に10年以上もの間、脂肪肝で悩んでいた私が、実際にたった1年間で劇的に肝機能の数値が改善したので、同じような悩みを持つ人も、この方法でブラックコーヒーを飲むことで改善出来るのではないかと思い、今回、脂肪肝が劇的に改善したブラックコーヒーの飲み方を詳しくご紹介させて頂こうと思います。とても簡単な方法です。

 もし、脂肪肝で悩んでいる人がおられましたら、ご参考にしていただけると幸いです。

ブラックコーヒーを1年間飲み続け脂肪肝が劇的に改善した話

脂肪肝とは

脂肪肝に関して、詳しく調べてみました。

そもそも脂肪肝とは何なのでしょうか?

 脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が多く蓄積する状態を指します。具体的には、肝臓の重量に対して5%以上の中性脂肪が蓄積した場合、もしくは肝細胞の30%以上に脂肪が蓄積した場合に脂肪肝と診断されます。

 脂肪肝には、主に2種類あり、大量のアルコールを習慣的に長期間飲酒したときになるアルコール性脂肪肝と、肥満やメタボリックシンドロームなどが原因でなる非アルコール性脂肪性肝疾患があります。

 脂肪肝は無症状のまま経過することが多く、健康診断や人間ドックなどで初めて指摘される人が殆どです。これを放置すると、肝炎から肝硬変、肝がんなど、とても恐ろしい病気に進行する可能性があるため、十分な予防と、なった場合は早めの治療が必要です。脂肪肝は乱れた生活習慣が原因で発症することが多いため、肝臓の健康を保つためには適切な食事や運動と、体重管理がとても重要です。

どんな人が脂肪肝になるの?

 脂肪肝になりやすい人には以下の様な特徴があります。

✅お酒を習慣的にたくさん飲んでいる人

✅野菜を食べず、肉や揚げ物など脂っこい食事ばかり食べる習慣がある人

✅甘い物を毎日、習慣的に食べている人

✅いつも満腹まで食べて摂取カロリーが多すぎる人

✅食べるスピードが早く、つい食べ過ぎてしまう人

✅運動する習慣の無い人

いずれの場合も生活習慣が乱れており、お酒の飲みすぎ、食事の食べ過ぎで、肥満だったりメタボな人が脂肪肝になりやすい傾向があります。

また、食事を抜いたり、ストレスが貯まっている人も、体が飢餓状態と判断し、体が脂肪を蓄えるモードになり、それが脂肪肝の原因になることもあります。

脂肪肝はどうやって発見できるの?

 脂肪肝には症状が無く、ほとんどの場合が無自覚のままに進行していきます。

 そのため、脂肪肝を早期に発見するためには、定期的な健康診断や人間ドックを受ける以外に方法がありません。そこで、定期的に健康診断や人間ドックを受け、血液検査や超音波検査(エコー検査)、腹部CTスキャンなどで検査をしてもらい、定期的に肝臓の健康をチェックすることが重要です。 

脂肪肝はどうすれば治るの?

 脂肪肝に自覚症状はなく無症状のまま経過し、放置すると肝炎から肝硬変、肝がんなど、とても恐ろしい病気へと進行する可能性があります。そのため、脂肪肝を改善するためには、日々の生活習慣の改善がとても大切です。

✅肥満は脂肪肝の原因の一つなので、ダイエットし適切な体重を維持しましょう。

✅適切な栄養バランスと、飽和脂肪酸を避け、不飽和脂肪酸を摂取するバランスの良い食事を心掛けましょう。

✅有酸素運動を取り入れて体脂肪を減らしましょう。

✅アルコール性脂肪肝の場合、アルコールを控えましょう。

✅薬物療法で、お医者さんの指示に従い薬の治療を受けましょう。

脂肪肝とは

実際にコーヒーで脂肪肝が劇的に改善した話

 私が35歳から10年以上も悩まされた脂肪肝が、たった1年間、ある方法でブラックコーヒーを飲み続けただけで、肝機能の数値が劇的に改善し、脂肪肝が治ったお話を具体的にしたいと思います。

 私は35歳から始まる人間ドックから、もう10年以上も脂肪肝だと診断されてきました。肝機能の数値であるAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPは、毎年、基準値を超えており、「要治療・要精密検査」の手紙を貰っておりました。以下、3年前の2021年の人間ドックの肝機能の検査結果です

肝機能
検査項目基準値(単位)2021年10月
総ビリルビン0.40~1.50(mg/dl)0.88
AST(GOT)30以下(U/l)49
ALT(GPT)30以下(U/l)94
γ-GTP50以下(U/l)74
判定E

 当初、脂肪肝は肥満やメタボリックシンドロームが原因だと言われたので「痩せれば治るんでしょ」という軽い気持ちで、それほど危機感は感じることなく、精密検査も受けずに10年近く放置しておりました。

 しかし、十数年経ったある年、会社の産業医に呼び出され、脂肪肝は無症状のまま肝炎・肝硬変・肝がんになりうる恐ろしい病気であると滾々と説明され、脂肪肝改善の決意をしました。

 最初は5㎞のランニングを週2回で頑張りました。そこから徐々にランニング距離をのばし、8㎞のランニングを週2回、1年間継続しました。最後はだいたい1㎞を7分くらいで走れる様になっていました。

 しかし、その年(2022年)の人間ドックでは、体重は3kg減り、肝機能の数値も以下の通り僅かに改善したものの、まだまだ基準値より遥かに高い数値があり、相変わらず最低のE判定のままでした。脂肪肝は治っておらず、本当にガッカリしました。

肝機能
検査項目基準値(単位)2022年10月2021年10月
総ビリルビン0.40~1.50(mg/dl)1.200.88
AST(GOT)30以下(U/l)3949
ALT(GPT)30以下(U/l)6394
γ-GTP50以下(U/l)4374
判定EE

医師からの脂肪肝を改善するためのアドバイス

 人間ドックの医師との面談の中で、とにかく食事制限を頑張るようにアドバイスをもらいました。

✅毎日食べている間食などのおやつは控えること。

✅ご飯やパンなどの炭水化物を控えること。

✅栄養バランスの良いおかずをメインに、食物繊維を多く摂ること。

✅脂肪肝の人は、鶏卵や魚卵はコレステロールが多く含まれているため、過剰摂取は避けること。

✅毎日飲んでるコーヒーは砂糖とミルクは抜きにして、ブラックで飲むこと。

ブラックコーヒーと筋トレで1年間頑張った

 更に1年間、生活習慣の改善を頑張りました。

 まず、運動習慣の方は、正直、ランニングはしんどいので、ランニングの代わりに駅前にできたチョコザップに週1〜2回通うことにしました。

 そして、食事習慣は、コーヒー中毒のように大好きだったコーヒーは、砂糖とミルク抜きのブラックで、毎日飲むようになりました。ただコーヒーは大好きで、前々から自分でコーヒー豆を挽いてドリップしてブラックでコーヒーを飲むことには興味が有ったので、コーヒーセット一式を購入し、自分で淹れてブラックコーヒーを飲むようになりました。

 食事制限は正直、それほど努力はしませんでした。もともと野菜は食べる方だったので、ご飯の前に、先に野菜を食べるように、食べる順番を工夫した程度です。食べる順番を変えると血糖値の上昇を抑え脂肪が付きにくくする働きがあると聞いたので。食事制限で取り組んだのはこれくらいです。

人間ドックで肝機能の数値が劇的に改善し脂肪肝が治りました!

 そして迎えた今年(2023年)の人間ドック。肝機能の数値は以下の通り見事に劇的に改善しました。

肝機能
検査項目基準値(単位)2023年10月2022年10月2021年10月
総ビリルビン0.40~1.50(mg/dl)0.751.200.88
AST(GOT)30以下(U/l)263949
ALT(GPT)30以下(U/l)306394
γ-GTP50以下(U/l)304374
判定AEE

判定も最低だったE判定から最高のA判定にかわりました。肝臓のエコー写真でまだ少しだけ肝臓に脂肪が付いているようですが、これくらいならもう脂肪肝は治っていると言われました。10年間もの間、脂肪肝だった私が、この1年で脂肪肝が治ったのです!

しかし、運動量を減らしたので、体重は3kg増えてしまい、ウエストも89cmで相変わらずメタボのままでした。

 結果、肝機能の数値は劇的に改善し、脂肪肝が治って良かったのですが、何が良かったのか考えてみました。正直なところ、間食もしていましたし、食事制限は今までと何も変わっていません。また、運動もランニングを止めて筋トレにしたので、有酸素運動量は大幅に減っています。正直、走っていたころよりは少し太った感じです。

 しかし、なぜここまで肝機能の数値が劇的に改善し、脂肪肝が治ったのか、それはある方法でブラックコーヒーを毎日欠かさず飲むようになったからだと考えています。

人間ドックで肝機能の数値が劇的に改善し脂肪肝が治りました!

脂肪肝が改善したコーヒーの栄養成分と効果

 コーヒーに含まれるクロロゲン酸とカフェインが、脂肪肝の改善に効果的だと言われています。

クロロゲン酸

 コーヒーにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれています。

このクロロゲン酸は、強力な抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を中和し、肝臓を酸化ストレスから保護する働きがあります。

 また、クロロゲン酸は肝臓の機能をサポートし、肝臓の炎症を軽減し、肝細胞の損傷を防ぐ効果があると言われています。

 更に、高血糖は脂肪肝のリスク因子の一つですが、クロロゲン酸は血糖値を下げる効果があるので、脂肪肝になるリスクを下げてくれます。

 このように、コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、総じて脂肪肝を予防・改善する働きがあると注目されています。

カフェイン

 コーヒーに含まれるカフェインは、肝細胞内の脂質に働きかけて新陳代謝を促し、肝臓の脂肪を減少させる働きがあります。

 また、カフェインは脂肪を分解する酵素の働きを活性化させ、肝臓の脂肪の分解を促進し、肝臓の脂肪を減少させる働きがあります。

 このように、コーヒーに含まれるカフェインには、総じて肝臓に蓄積した脂肪の分解に寄与し。脂肪肝の改善に役立つ成分と言われております。

コーヒーの効果は他にも沢山

コーヒーには、肝臓細胞を保護し、肝臓疾患を予防する効果がありますが、実は他にもさまざまな健康へのメリットがあります。

<コーヒーのメリット>

✅コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸が体の脂肪を分解し、ダイエットに役立ちます。

✅コーヒーには多くの抗酸化物質が含まれ、老化やガンの予防に役立ちます。

✅コーヒーにはアルコール摂取後の二日酔いを和らげる効果があります。

✅コーヒーの香りはリラックス効果を促します。

一方で、コーヒーを過剰摂取すると、睡眠の質を下げたり、胃に負担を掛けたり、口臭が臭くなるなどのデメリットもありますので、適量のコーヒーを飲むように心掛けましょう。

コーヒーと運動は実は相性が良い

 コーヒーと運動は実は相性がとても良く、コーヒーに含まれるカフェインは中枢神経を刺激し覚醒作用が働くので、運動前に飲むことで、集中力も高まり、疲労を感じにくくなり、長時間の運動に取り組みやすくなります。また、カフェインは脂肪細胞の働きを活性化させ、脂肪燃焼を促進します。交感神経を刺激して脂肪分解を助け、血流を改善する効果もあります。さらに、カフェインはエネルギー消費量を高め、運動前にコーヒーを摂取することで、脂肪を効率よく燃焼させる効果が期待できます。

脂肪肝が改善したコーヒーの栄養成分と効果

脂肪肝が劇的に改善したコーヒーの飲み方と注意点

私が実践し、脂肪肝が劇的に改善したコーヒーの飲み方をご紹介します。

コーヒーはブラックで飲む

 コーヒーはブラックで飲むようにしましょう。なぜなら、砂糖とミルクを入れることで、カロリーが3~5倍に跳ね上がります。カロリー過多は脂肪肝の悪化に繋がります。
 また、砂糖の糖質やミルクの脂質も過剰摂取は脂肪肝の原因になりますので、脂肪肝が気になる人であれば、砂糖とミルクはコーヒーに入れない方が良いです。

浅煎りの豆を使う

 コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、熱に不安定であり、焙煎で容易にコーヒー酸とキナ酸に分解されてしまいます。そのため、コーヒー豆に多く含まれるクロロゲン酸の含有量は、焙煎度が高くなるほど、低くなってしまいます。コーヒーからクロロゲン酸を効果的に摂るためには、浅煎りでドリップして飲むことがお勧めです。

自分で豆を挽いて、ドリップして飲む

 自分で豆を挽いて、ドリップして飲むことで、クロロゲン酸を最大限に摂取することが出来ます。

 なぜなら、鮮度の高いコーヒー豆ほどクロロゲン酸が多く含まれており、空気に触れることで酸化し、クロロゲン酸が徐々に減少してしまいます。その為、自分でコーヒー豆を挽いてドリップして淹れることで、コーヒーの鮮度を保ち、酸化を最小限に抑え、クロロゲン酸を効率的に摂取することが出来るのです。

 また、市販のコーヒーは、事前に豆を挽いているため、鮮度や抽出効率が低くなることがありますが、自分で豆を挽いてドリップすることで、クロロゲン酸を直接的に抽出でき、最大濃度で摂取できすることが出来るのです。

 なので、クロロゲン酸を最大限に摂取するためには、自分で浅煎りのコーヒー豆を買い、自分で挽いてドリップして淹れるのがお勧めです。

 ちなみに、以下の写真は私のコーヒーセット一式です。
 コーヒー豆の種類や、挽き方や、淹れ方で、コーヒーの味が全然違うので、コーヒーは奥が深く、本当に美味しく、すごく楽しいです。最初は脂肪肝対策で、自分でコーヒー豆を挽いて飲もうと始めましたが、今となっては本当に素晴らしい趣味に出会えたと思っております。もう、自分のブラックコーヒーは、スタバのコーヒーより美味しく安く作ることができるのが自慢です。

私のコーヒーセット一式

✅コーヒーミル
 微粉が出るとコーヒーに雑味が出るので、コーヒーの粉が均一になるように手挽きがお勧めです。私の愛用はTime more C3 です。

✅温度計付きコーヒードリップケトル
 ハンドドリップでコーヒーを淹れる場合、90℃~95℃が適切です。

✅コーヒースケール
 自分で好みのコーヒーの味を追求するには、時間を計りながらコーヒードリップ量を0.1g単位で計測できるコーヒースケールがお勧めです。

まとめ

 今回は私がブラックコーヒーを1年間飲み続けて脂肪肝が劇的に改善した話を紹介しました。脂肪肝は自覚症状が無いまま進行が進み、気が付いたら肝炎・肝硬変・肝がんなどの恐ろしい病気になってしまう可能性があります。定期的に健康診断や人間ドックで肝臓の健康状態をチェックし、脂肪肝と診断されたら早めに治療をしたほうが良いです。

 そして、脂肪肝でまだ試していないなら是非、習慣的にブラックコーヒーを飲むことを試して頂きたいです。私はこれで肝機能の数値が劇的に改善し、脂肪肝が改善しました。人間ドックの判定も最低のE判定から、最高のA判定になりました。

 当然、個人差はあると思いますが、試して見る価値はあるかと思います。

 美味しいコーヒーで健康になりたいなら、こちらお勧めの手動コーヒーミルです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


*


CAPTCHA