食事制限でダイエットを頑張っても、思うように痩せなかったり、リバウンドしたり、便秘になったり、肌や髪の調子が悪くなったり、色々と悩みを抱えている女性が多いのではないでしょうか?
実はそれ、栄養バランスが崩れた間違ったダイエットをしているからなんです。綺麗に痩せるためには「単に食事制限をして摂取カロリーを減らせばいい」という訳ではないのです。
なぜなら、極端な食事制限では、タンパク質が不足して筋肉が大幅に減ることで基礎代謝が低下し、ダイエットしにくい体になり、更にはリバウンドの危険性も高まってしまうのです。
そこで今回の記事では、ダイエットと美容に最強の効果を発揮する「納豆」と「豆腐」について詳しくご説明させていただきます。
特に女性の方、必見です!

目次
理想のダイエットは筋肉を落とさずに体脂肪を減らすこと
ダイエットの理想は、できるだけ筋肉量を落とさずに体脂肪を減らすことです。その為には「消費カロリー>摂取カロリー」を維持しながら、朝・昼・夜に毎食十分な量のタンパク質を摂取することがとても重要です。タンパク質の摂取量の目安は1食あたり20~30gです。食材に置き換えるなら豚ヒレ肉100g、鯖なら一切れくらいです。これを1日の食事で考えるならば、だいたい肉と魚を200g、卵1~2個、納豆や豆腐などの大豆製品を使った料理を2~3品食べることができれば十分です。
この中でも、特に調理する必要もなく、手間いらずで美味しく食べることができる、忙しい女性にピッタリの、「納豆」と「豆腐」のダイエットと美容の素晴らしい効果をご紹介します。
納豆ダイエットと美容効果について
納豆は低カロリー高タンパク質でダイエットに最適であり、美容効果の高い大豆イソフラボンなどを含む食材です。
<納豆の栄養成分> | 100gあたり | 1パック(50g) |
エネルギー | 184kcal | 92kcal |
タンパク質 | 8.25g | 4.13g |
糖質 | 1.3g | 0.65g |
脂質 | 5g | 2.5g |
納豆ダイエットとは、毎日の食事に一日一パック(50g程度)の納豆を食べるだけの簡単なダイエット方法で、納豆の栄養素を活用して、基礎代謝を上げたり、脂肪の吸収を抑えたりするダイエット法です。
納豆のダイエット効果
納豆には、以下のようなダイエット効果が期待できます。
✅タンパク質が豊富で筋肉量が増加し、基礎代謝を促し痩せやすい体を作る。
✅たんぱく質や食物繊維が豊富で、空腹を抑えて満腹感を感じるのに役立つ。
✅ご飯と一緒に食べると、血糖値の上昇を緩やかにすることができる。
✅ビタミンB2が脂肪燃焼を促進させ内臓脂肪を減少させる働きがある。
✅食物繊維が便秘予防、コレステロール値の改善。
✅納豆菌が腸内環境を整え、便秘予防の効果。
✅ナットウキナーゼが血液をサラサラにしてくれる。
納豆を食べるタイミングは、ダイエット中であれば朝がおすすめです。納豆ダイエットのやり方は、毎日1〜2パックの納豆を食べるだけでなく、低カロリー・低糖質な食事や適度な運動も取り入れることが大切です。
納豆は低カロリー・低糖質な食材ですが、食べ過ぎるとカロリーオーバーになるので注意が必要です。また、納豆だけでは栄養が偏りますので、バランスの良い食事を心がけ、納豆は塩分が多いので、過剰摂取にはご注意ください。
納豆の美容効果
納豆には大豆イソフラボンが含まれており、美容効果も高く、美肌ホルモンのエストロゲンの働きをサポートし、美肌に大事なコラーゲンやヒアルロン酸を増やす働きがあり、肌に弾力やハリ、ツヤを与え、若々しい肌を美しく保つ効果があります。大豆イソフラボンには腸内の善玉菌を活性化させ、腸内環境を整え、便秘を解消する働きもあります。

豆腐ダイエットと美容効果について
豆腐も低カロリー高タンパク質でダイエットに最適であり、美容効果の高い大豆イソフラボンなどを含む食材です。絹ごし豆腐よりも木綿豆腐の方が高タンパク質・低糖質なので、運動や筋トレを習慣的に行っている人には木綿豆腐の方がおすすめです。
<木綿豆腐の栄養成分> | 100gあたり | 半丁(150g) |
エネルギー | 73kcal | 109.5kcal |
タンパク質 | 21g | 31.5g |
糖質 | 1.2g | 1.8g |
脂質 | 14.7g | 22.05g |
豆腐ダイエットとは、一日のうち一食分の主食か主菜を豆腐に置き換えるダイエット方法です。
豆腐の一日の摂取量の理想は、木綿豆腐であれば1/3丁(約110g)、絹ごし豆腐であれば1/2丁(約140g)程度とされています。ただし、これは大豆製品を豆腐だけで摂る場合の目安であり、ほかに煮豆や納豆、豆乳などを食べる場合は量を調整する必要があります。
豆腐のダイエット効果
豆腐は低カロリーでたんぱく質が豊富なので、空腹を抑えて満腹感が得られやすく、カロリー摂取量を減らしながら筋肉量の減少を防ぐこともできます。また、豆腐は一日のうち一食分の主食か主菜を置き換えると、カロリー摂取量を減らしながらダイエット効果が期待できます。
豆腐も納豆と同じ大豆製品ですので、納豆同様、脂肪の吸収を抑える、代謝を促進する、血糖値の上昇を抑えるなどのダイエット効果が期待できます。
✅タンパク質が豊富で筋肉量が増加し、基礎代謝を促し痩せやすい体を作る。
✅たんぱく質や食物繊維が豊富で、空腹を抑えて満腹感を感じるのに役立つ。
✅ご飯と一緒に食べると、血糖値の上昇を緩やかにすることができる。
✅ビタミンB2が脂肪燃焼を促進させ内臓脂肪を減少させる働きがある。
✅食物繊維が便秘予防、コレステロール値の改善。
✅納豆菌が腸内環境を整え、便秘予防の効果。
豆腐を食べるタイミングは、夕食時に食べるとより効果的です。夕食時に食べると、夜間の脂肪の吸収を抑え、基礎代謝を高め、睡眠の質を向上させるメリットがあります。
ただし、豆腐だけでは栄養が偏りますので、野菜や果物などのビタミンやミネラルも摂るようにしましょう。また、豆腐と納豆の組み合わせはカロリーが高くなりますので注意してください。しかし、食べ過ぎるとカロリーやタンパク質の摂りすぎになり、逆にコレステロール値を上げたり、肝臓や腎臓に負担をかけたりする可能性があります。
豆腐の美容効果
豆腐にも大豆イソフラボンが含まれており、美容効果も高く、美肌ホルモンのエストロゲンの働きをサポートし、美肌に大事なコラーゲンやヒアルロン酸を増やす働きがあり、肌に弾力やハリ、ツヤを与え、若々しい肌を美しく保つ効果があります。大豆イソフラボンには腸内の善玉菌を活性化させ、腸内環境を整え、便秘を解消する働きもあります。

空腹や満腹感を感じる理由
納豆や豆腐は、たんぱく質や食物繊維が豊富な食品です。これらの栄養素は、消化に時間がかかるため、胃に長く留まります。その結果、胃の伸展が起こり、満腹中枢が刺激され、満腹感を感じることができるのです。また、納豆や豆腐に含まれるペプチドやホルモンは、血液を通じて摂食調節の司令塔である視床下部に作用し、摂食抑制の信号を送ります。これらの作用によって、納豆や豆腐は空腹を抑え満腹感を感じることができるのです。

まとめ
今回の記事では、納豆と豆腐の、ダイエット効果と美容効果について説明いたしました。
食事の準備も不要な手軽さで、コスパも良く、低カロリー高タンパクでヘルシーで、そのうえ美容効果の高い大豆イソフラボンも含まれている。女性には本当に嬉しい食材です。余りにも当たり前に在りすぎて、納豆と豆腐の素晴らしさを見過ごしていたのではないでしょうか。
これであなたも納豆と豆腐を毎日食べるように心掛け、ダイエットと美容に励み、美しく痩せていけるよう頑張りましょう!
ちなみに、納豆や豆腐などの大豆製品の栄養素を凝縮したソイプロテインもおすすめです!運動しながら美しくダイエットしたい人には最適です!